SM色固定孵化のすすめ
- 0.海外産メタモン,海外産コイキング,色違いにしたいポケモンの親(目的の性格,ボールに入ったもの)をGTSなどで手に入れる。
- 1.国産コイキングと海外産コイキングを預かり屋さんに預ける。
- 2.色違いが出るまでコイキングを産み続ける。
- 3.色違いが産まれたら,前のレポートから何匹目の個体かメモしてリセットする。
- 4.色違いが産まれる直前までタマゴを受け取る。
- 5.次のタマゴができる前にコイキングを引き取って,赤い糸を持たせたメタモンと変わらずの石を持たせた親ポケモンを預ける。
- 6.♂♀がいる普通のポケモンは次に出来るタマゴを受け取る。性別不明,♂のみ,♀のみのポケモンはタマゴを1つ受取拒否して次のタマゴを受け取る。
- 7.色違いポケモンが産まれる。
- まとめ
- なぜ卵を1つ拒否するのか
前回の記事でSMの孵化仕組みをほぼ解明しました。
その上で色固定孵化について新たな知見を得たので,それを紹介しようと思います。
正確な仕組みに基づいているので,確実に成功する方法を書いています。他所で書かれているいい加減な憶測を信じて失敗したくない人はこの記事を読んでください。
難しい話がきらいって人は方法だけでも読んでください。
固定孵化の仕組みを利用した応用編ができました。
この方法を使えば♀色違いや遺伝箇所の厳選がやりやすくなります。
トレーナーIDからTSVを特定するツールができました。
色孵化乱数を使えば固定孵化よりも効率的に色違いを出せます。
この記事では色固定孵化のやり方と理論について説明します。
色固定までの道のりは従来の方法とほぼ同じです。
0.海外産メタモン,海外産コイキング,色違いにしたいポケモンの親(目的の性格,ボールに入ったもの)をGTSなどで手に入れる。
メタモンの個体値は高いほうがいいですが,今作は王冠による個体値の変更が可能なのであまり気にしなくてもよくなりました。
目的のポケモンの親も個体値が高いほうがいいですが,上に同じです。
性格,ボールは変更できないのでしっかり合わせましょう。
1.国産コイキングと海外産コイキングを預かり屋さんに預ける。
後で目的のポケモンを産むときに赤い糸を持たせるつもりなら,この段階でどちらかのコイキングに赤い糸を持たせましょう。
コイキングとメタモンでも構いませんが,タマゴの見つかりやすさが上がるのでコイキング同士にしています。
必ず国際孵化の組み合わせになるように預けてください。
2.色違いが出るまでコイキングを産み続ける。
後の作業を減らすためにある程度こまめにレポートを書いておくといいです。
1box産まれるごとにレポートとかがいいですね。
※レポートする際の注意点
手持ちとボックスのタマゴを全て産み終わった状態で,次のタマゴを拒否してからレポートしたほうがいいでしょう。
タマゴの拒否は面倒ならしなくても何とかリカバリーできますが,未孵化のタマゴが手持ちまたはボックスにいる状態でのレポートは絶対にしてはいけません。
残念個体色コイキングでタマゴが固定されてしまうと悲しいですからね。
タマゴ受け取り直後にレポートを書くなんて方法はあり得ないです。
3.色違いが産まれたら,前のレポートから何匹目の個体かメモしてリセットする。
この段階で応用編にチェンジすることもできます。
個人的には色違いのチャンスが増える応用編がオススメです。
4.色違いが産まれる直前までタマゴを受け取る。
5匹目の個体で色違いが産まれたら4個タマゴを受け取る,という感じですね。
5.次のタマゴができる前にコイキングを引き取って,赤い糸を持たせたメタモンと変わらずの石を持たせた親ポケモンを預ける。
持ち物を忘れないようにしましょう。
6.♂♀がいる普通のポケモンは次に出来るタマゴを受け取る。性別不明,♂のみ,♀のみのポケモンはタマゴを1つ受取拒否して次のタマゴを受け取る。
最重要ポイントです。
性別不明ポケモンの色違いが欲しい場合はタマゴを1つ拒否しましょう。
7.色違いポケモンが産まれる。
お疲れさまでした。
これであなたも銀色のメタグロスが使えます。
(追記)
先ほどの記事で産まれた色個体の特性が気に入らなかった場合,拒否回数を増やすことで狙いの特性の色個体が手に入る可能性があります。
— ろいしん (@Blastoise_X) 2016年12月7日
偶然起こることを期待しなければなりませんが,クジは引けるだけ引くのがいいかもしれません。
特性や性別が望みのものでない場合は色タマゴ受け取り直前の拒否を1つずつ増やしていくことで,望みの特性・性別と色違いを両立できる可能性があります。
それでもだめなら特性カプセルを使いましょう。
夢特性はあきらめましょう。
まとめ
重要ポイントは3つです。
・国際孵化の組み合わせになるように親を準備する
・色違いが産まれた後リセットしたら色が産まれる直前までコイキングの卵を受け取る
・親を入れ替えるときに親の持ち物(赤い糸)を揃える
これに気を付けて,上の手順通りにきちんとやれば必ず欲しいポケモンの色違いに出会えます。
ここから先は性別不明の場合はなぜ1つ拒否するのかの説明です。
読まなくても大丈夫です。
なぜ卵を1つ拒否するのか
前回の記事で性別不明のポケモンは遺伝箇所決定前の消費が1少ないことを言いました。
そして,この表を見ればわかるように,性別不明の場合はタマゴを1つ拒否すれば性別ありの卵0拒否の場合と全く同じ遺伝箇所になります。
遺伝箇所決定が同じところから始まる(上の例では5行目の乱数)ので,その後の基礎個体値,性格値も必ず同じになります。これは仕組み上の必然です。
上の例では0拒否で性別不明のタマゴを受け取っても同じ性格値になりますが,これはあくまで偶然なので,色違いになることもあれば,色違いにならないこともあります。
タマゴ拒否による1消費が可能になったおかげで性別不明ポケモンの色違いが産みやすくなったのは6世代からの大きな進歩ですね。
以上で終わりです。質問あればコメントでも