ろいしんぶろぐ

乱数調整とか

ORAS国際孵化による色固定の仕組み検証

f:id:Blastoise_X:20161219150115j:plain

ORASで偶然にも色固定孵化に成功したので仕組みを調べてみた。

色固定のやり方については記事下部に追記しています。

色固定方法としては最高効率です。

 

前提

次にできる卵の性別・性格・特性・遺伝箇所・個体値はある疑似乱数列から決定され、この疑似乱数列は卵の受け取りまたは拒否を行わない限り変更されない。

次に産まれる卵が色違いだった場合、親の条件を変えない限りリセットした次も必ず色違いが産まれる。

 

XYの孵化仕組みはただの雑記byさきさん

XYの色固定時の動向は過去記事

 

材料・方法

性別あり用

先親:日本ROM日語産コイキング

個体値:15-18-11-09-29-24

 

後親:日本ROM仏語産コイキング♀(ASBNDISK産)

個体値:03-28-00-01-05-02

なんだこの個体値やる気あるのか

 

性別なし用

先親:日本ROM日語産エビワラー

個体値:11-15-28-8-28-21

 

後親:北米ROM米語産メタモン

個体値:31-31-31-31-31-31

 

疑似乱数列を保存したまま(=卵受け取りまたは拒否を行わずに)親の組み合わせおよび持ち物の組み合わせを変更して次にできた卵の情報を調べる。

卵を受け取って個体値などを調べた後はリセットし、卵ができる前の状態に戻す。

 

結果

色と記載されていないものはすべて通常色

f:id:Blastoise_X:20150314193259p:plain

 

ここから予想される乱数列の並びはこんな感じ

f:id:Blastoise_X:20150314193337p:plain

見えてないところまで書いてるけど矛盾なく説明するならこれが正しいでしょう。

 

考察

固定した乱数列の並びがあまり良くなく、3種類の色違いしか観測できなかった。

r(n+22)以降の乱数列が全く見えないので、色違いの領域を特定することができない。

ダメ元の検証で

17.日本産コイキング♂(あかいいと)×日本産コイキング♀(持ち物なし)

の組み合わせで産んでみると通常色のコイキングが産まれた。やっぱりだめ。

このROMはひかるおまもりを所持していないので、ひかるおまもりを貰ってから試してみるとr(n+16)の通常色とか17.の組み合わせが光るかもしれない。

ひかるおまもりが貰えるまでこの乱数列は残しておくので、続報に淡く期待してください。

バルビートイルミーゼとかお香系は未調査。気が向いたら調べる。

 

ついでの調査。

ORASには育て屋が2つある。(117番道路とバトルリゾート)

2つの育て屋の保持する乱数列はそれぞれ独立しているとの噂なので実際に調べてみた。

今回色違いが固定できたのはバトルリゾートのほう。

リセット後、バトルリゾートに預けている親を引き取り、117番道路の育て屋に預け、卵を作る。

産まれた個体がずぶとい♀、03-28-11-09-29-24

個体値特定後、117番道路の育て屋から親を引き取る。この際、2つ目の卵が出来ていたので受け取り拒否した。

その後、リセットせずにバトルリゾートに再び親を預け、卵を孵化する。

産まれた個体がようき♂、15-28-11-01-29-09 色違い

となったので、それぞれの育て屋で乱数列は独立しており、他方の育て屋での受け取りおよび拒否に左右されないということが示唆された。

 

片方で色固定してもう片方の育て屋で親を孵化するなんてことができるけど果たしてそんな日はくるんだろうか…

 

おまけ

色固定のやり方を求めてくる人が一定数いるようなので最も効率の良い色固定方法について

1.バトルリゾートの育て屋にコイキング♂♀を国際孵化の組み合わせになるように預ける。

言語設定を変えただけの日本ROM産でも国際孵化の組み合わせになる。

2.育て屋さん(弟)に話しかけ、タマゴの有無を確認する。タマゴが出来ていた場合は受け取りを拒否した後、タマゴができていない状態でレポートする。

3.タマゴができるまで走り、受け取り後タマゴが孵化するまで走る。

タマゴを持っているときはタマゴ孵化パワーが発動しているとなお良い。

4.孵化したタマゴが色違いではなかった場合、育て屋さん(弟)に話しかけ、タマゴの受け取りを拒否してレポートを書く。育て屋さんがこちらを向いていなかった場合でもタマゴができていることがあるので、必ず話しかける。

5.3と4を色違いのタマゴが産まれるまでくり返す。

6.色違いのタマゴが産まれたら遺伝箇所と個体値を調べた後リセットし、色違いのタマゴができる前の状態に戻す。

7.育て屋さん(姉)に話しかけ、親の条件を変えつつタマゴを作り乱数列を特定することで、色違いにできる個体値のパターンを増やす。

8.実現できる個体値の組み合わせのなかから最もよさそうなものを選択し、個体値に合ったポケモンを色違いで孵化する。

 

この方法のなかで最大効率を実現するためにはタマゴが孵化する場所を工夫する必要があります。

手持ちが2~5匹の場合:育て屋さん(弟)の前

手持ちが6匹の場合:育て屋さんの建物の前

こうすることでタマゴが産まれた後の次の行動(弟に話しかけて受け取り拒否 or 手持ちのコイキングをPCに預けて弟に話しかけて受け取り拒否)に無駄なく移ることができます。

 

色固定の方法を調べると1匹孵化するごとにリセットしているものが数多くありますが、

リセットで再起動して受け取り拒否するためのタマゴができるまで走る時間 と

1匹のコイキングを逃がす時間

を比べればどちらが早いかは考えなくてもわかりますね。

また、リセットしなければタマゴ孵化パワーの効果が継続するので1匹の孵化の時間も短くなります。

 

親の持ち物を変えることで個体値を変えることができます。

今回の記事では3種類の個体値を確認したうえで、色違いにするポケモンを選びました。

個体値を見てからポケモンを選べるのが色固定の強みです。

乱数列の特定方法がわからないという人は色固定に成功した時点でこの記事にコメントしてください。代わりに特定します。